しばらくの間、ブログ「現場レポート」をアップできていませんでした。
申し訳ございません。
その間もたくさんの庭づくりをさせていただきました。
これから少しずつアップしていきたいと思いますので
どうぞ宜しくお願いします。
今回ご紹介しますのは、７月末に完成しましたＮ様邸です。
新築時にエクステリア部分も施工されており
庭も綺麗に手入れされていたのですが、
家を建ててから３年が経ち、
プライバシーなど、いろいろ気になるところもあったり、
南側のスペースをもっと上手く活用したい…
ということで、植栽をメインにキャスデザインへご依頼くださいました。
そこで、もっと暮らしに溶け込む庭へ!!
デザインコンセプトは「収穫を楽しむガーデン」です。
ご主人の第１希望である畑を初めとし、
ベリーガーデンやハーブガーデンを設け、
お子様と一緒にガーデンライフを
ますます楽しんでいただけるようにデザインしました。
Ｎ様は新築された際、家の中の細かいところまでこだわられました。
電気スイッチや照明などは
Ｎ様自ら探してきたものを取り付けていただいたそうです。
Ｎ様は理想のインテリアスタイルを様々な場所で叶えられていました。
Ｎ様とお話をさせていただいて、印象に残った言葉が
「新築の際は、建物内部の事を考えるのに精一杯で、
庭の事まではじっくり考える余裕がなかった。。。」と。
キャスにご依頼いただくお客様からも、そのような声が多く聞かれます。
家と庭をバランス良くコーディネートするには
『庭づくりからはじめる家づくり』が理想なのですが、、、
現実問題、家と庭とを同時に考えるのは難しい事もあるようです。
それでも、エクステリアが既に出来上がっているからといって、
ステキなガーデンライフを諦めることはありません!!
植栽だけでも、がらりと印象を変えることができます。
生活スタイルに合わせた、より快適な空間をつくることができます。
こちらが施工前の様子。
きちんと手入れされた南側スペースですが、手つかずの状態。
リビングからの眺めも
通りが丸見えの状態でした。。
施工後の様子です。
Ｎ様が何よりも１番に希望された、｢畑｣。大きめの本格的な菜園です。
これからどんな野菜が栽培されるのか私たちも楽しみです★
西側部分には新しくオリジナルのフェンスを設けました。
隣家からの視線を遮る役目の他に
モッコウバラやブラックベリーを絡ませることで、
時間をかけて庭をつくっていく楽しみにもなります。
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畑廻りは、自然石のイギリス産カレドニアンペブルとコブルを敷き詰め、
さらにリピアを植栽しました。
リピアが砂利を縁どるように育ち、
砂利を固定するとともに、
欧州の田園風景を想わせるような、やわらかな雰囲気をつくります。
後日談ですが、
私たちが畑の廻りに
砂利をご提案した時、
奥様は「えっ!?砂利??」…と
少し思われたそうです。
しかし、
水に濡れて色を変える
砂利の美しさに、
今では大満足いただいています。
フェンスを新たに設けた北側部分。
とても気にされていた隣家からの視線ですが
Ｈ1.8ｍのオリジナルフェンスによりプライバシーが確保され、
ゆっくりとくつろげる空間となりました。
さっそく、お友達を誘い、バーベキューを楽しまれたそうです。
こちらは、北海道から茨城県に初上陸!!しました
ハーブマットを使ったハーブガーデンです。
このマットを敷くと、一瞬にして真っ青なグリーンが広がります。
通常は１株１株を植えるため、植栽直後は土の部分が多く見られ、
一面がグリーンになるまでには時間がかかります。
それが、このハーブマットを使用することで、
まるで以前からあったかのようなハーブガーデンが出来上がるのです。
南側の既存フェンス前には、プライバシーの確保も兼ねて、
コニファーのエメラルドとポップブッシュを混植。
ポップブッシュは季節によって葉色の変化が楽しめるカラーリーフです。
明るい緑色と赤紫の２色のリーフが、建物の雰囲気にとても合っています。
既存のアプローチもグリーンや色鮮やかな自然石と馴染み
落ち着いた雰囲気になりました。
そして、バランス良くコーディネートされた庭は
以前にもまして奥行きが感じられる空間となりました。
Ｎ様ご家族は、いつも元気な笑顔で迎えてくださいました。
庭が変化していく様子を、家族みんなで楽しまれている事など、
私たちにとっては何よりも嬉しいお言葉をかけていただきました。
ありがとうございました。
オシャレな雑貨や手作りの小物で
家の中を上手にディスプレイされているＮ様。
(ブログ「すてき生活」でご紹介しました。)
これからは、
庭で穫れた野菜やハーブが食卓に並び、
庭に咲く花や緑を眺め、、
庭も暮らしに欠かせない空間となって、、、
Ｎ様ご家族らしい、素敵な庭に育てていっていただけることでしょう。
